教宗寺は小岱作運によって1607年に開基され、1657年に本堂、庫裏が建立されました。
長崎街道に面しており、江戸時代にはシーボルトや江戸に献上される
インドゾウが立ち寄ったとされています。現在の住職は17代目となっております。

年表

1607
  • 初代 作運

    称念寺という寺の跡地に教宗寺の基となる舎を造営する。

1657
  • 四代 了善

    本願寺に出願し「教宗寺」の寺号を受け、本堂を造立する。この時本願寺より本尊「阿弥陀如来」の尊像を授与下附される。

  • 十二代 栖城

    私塾を建て、仏学を研鑽を行う。本願寺派の最高学位である勧学を授かる。

1826
  • 十二代 栖城

    江戸に向かうシーボルトや献上されるインドゾウが休息をとる。

1875
  • 十三代 誓得

    7月に大暴風雨により本堂と鐘楼が転覆。

1883
  • 十三代 誓得

    本堂を再建し落成法要を行う。

1990
  • 十六代 護城

    本堂、庫裏の修復を行い落慶法要を勤修する。